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環境関連情報

REACH規則における高懸念物質(SVHC)#6

第10次SVHC、7物質が追加、合計151物質に

情報発信日:2014-1-24

はじめに

ECHA(欧州化学品庁)は2013年12月16日付けでホームページに掲載されている、REACH規則における高懸念物質(SVHC)が収載されているCandidate List of Substances of Very High Concern for Authorisation (高懸念物質の認可対象候補物質リスト)を更新して、従来144物質だった高懸念物質(SVHC)に7物質を追加しました。

これによって、高懸念物質の認可対象候補物質リストに収載された高懸念物質(SVHC)は151種類となりました。

 

第10次追加高懸念物質一覧

まとめ

・今回、事前に候補として公表されていた7種類の化学物質全てが登録されました。

・今回も、前回に引き続きゴムやプラスチック用の添加剤(顔料、可塑剤、難燃剤)、染料などがリストに加えられました。

・上記7種類の物質は、主原料ではない場合が多く、ユーザーでの使用可否の判断がつきにくいため、サプライチェーン上流からのデータ管理が重要になります。

・今回も、前回・前々回と同様に6月と12月の定期追加になりました。

次回は2014年6月と推定されますが、定期的にECHA(欧州化学品庁)の情報を注視していく予定です。

引用・参考資料

注意

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