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環境関連情報

一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成19年度速報)

情報発信日:2009-10-23

全国の一般廃棄物(ごみ及びし尿)の排出及び処理の状況

環境省は2009年9月14日付けで2007年度における全国の一般廃棄物(ごみ及びし尿)の排出及び処理の状況等に関する調査結果を公表しました。

大量生産・大量消費の時代が終焉を向かえ、循環型社会を形成する為には、廃棄物の絶対量を減少させると共に、廃棄物の再資源化率を向上させることが重要になってきています。これらの状況を達成させるために、日々の私達の生活においても、ゴミの分別・有料化や家電製品などの耐久消費財の有料リサイクル化など、ゴミの減量化やリサイクルの動きが活発化していますが、現状はどうなっているのでしょう?

以下、「環境省公表資料」からデータを抜粋し、コメントを付けて報告します。

ゴミ総排出量の推移

2007年度の全国のゴミ総排出量は5,082万トン(東京ドーム約137杯分)、1人1日当たり1,089グラムのゴミを排出している計算になるそうです。この量が多いのか少ないのか、過去に遡って見てみます。

ゴミの総排出量は2000年度以降継続的に減少傾向で、2007年度はピークの2000年度と比較して約8%減少。

生活系ゴミと事業系ゴミの排出量推移

ゴミの排出量を排出形態別で見ると、2007年度において、生活系ゴミが3,269万トン、事業系ゴミが1,508万トンであり生活系ゴミが全体の65%を占めています。

ゴミの総処理量の推移

2007年度において直接焼却処理された量は3,701万トンで全体の77.6%を占めているが2004年度以降は減少に転じている。

最終処分量の推移

2006年度の直接最終処分量と中間処理後に最終処分された量とを合計した最終処分量は635万トン、1人1日当りの最終処分量は135gで、減少する傾向が継続しています。

総資源化量とリサイクル率の推移

市町村等による資源化と住民団体等による集団回収と合わせた総資源化量は1,030万トンで、リサイクル率はまだ20.3%と低いレベルであるが総資源化量、リサイクル率共に着実に増加傾向にあります。

また直接焼却する場合でも、余熱の利用やゴミ発電の量も着実に増加傾向に有ります。

3R取組み上位市町村

最後に3R取組み上位の市町村ベスト5を紹介しておきます。

参考文献及び引用先

注意

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